人類は太古より、世界に意味を求め続けてきました。
宗教や文化は物語を与え、サイエンスは世界の仕組みを解き明かし、社会のあり方は更新されてきました。
21世紀に入り、ウェブによる情報収集が一般化し、さらにAIによって思考の外部化も進んでいます。いま人類は、「何を知るか?」だけでなく、「いかに考えるか?」そのものを問い直す段階に達しています。
ブラウザ検索の時代を経て、AIが対話の相手となった現代。今後人類に求められるのは、誰かが設定した問いや既存の思考フレームをなぞることではなく、「I wonder…?(…だろうか?)」から始まる、自分から世界に意味付けをしていく哲学的思考です。
私たちは、テクノロジーを単なる技術ではなく、世界を理解し、問い、意味付けするための「思考のツール」として捉え直し、人類の思考を深め、視野を広げる哲学的思考のインフラを構築していきます。
そして、来たる「意味付けの時代」に向け、自然科学・歴史・芸術などの人類の叡智と哲学を結びつけながら、私たちが日常でとらわれている思考の枠を越え、世界を新たな視点から捉え直す機会を提供します。